ちょっと真面目に京都の木の家の話
京都に作られた木の家とは木で作られた家です、以上。
というのは冗談で、今日はちょっと真面目に木の家の説明をしたいと思います。
と言っても簡単に説明するだけなのでパラーっと見ていただくだけで良いと思います、はい。
木の家の特徴
木の家、いわゆる木造建築のお家ですね。構造の内の主要部分を木材で構成するのでそう呼ばれています。まあ常識の範疇ですよね。
柱や梁などに他の木材を差し込んで貫通させ固定する構造形式で、揺れや重みを分散させ和らげる構造をしています。変形などにも強く、地震や台風などの自然災害の多い日本だからこそ、編み出した、日本ならではの伝統ある工法です。京都では馴染みのある建築方法ですね。
キャンプ場やスキー場などで見るログハウスなども木の家としては有名ですね。こちらは丸太組構法と言って丸太を横に積み上げて、縦にボルトを差し込んで固定する構法で、見た目のデザインがこれもまた味わいがありますね。シックで京都ではあまり見かけないかもしれませんね。
木材は軽いけど強度がある良き素材、その強度を支える要素が無数の繊維なんです。ですが、繊維は他方向からの強度は高い反面、繊維に沿う形の力には弱いのが弱点です。繊維の延びる方向に裂いちゃうとするする裂けちゃいますからね。
木の家と言えば気になる点が2つほどあると思います。「火災」と「シロアリ」という最大の敵ですね。木と言えばこの2点に弱いことが挙げられます。ですが、弱点だからこそ、京都の職人の皆さんは万全に対策を練ってくださってます。なので心配がないとは言えませんが、そこまで心配なさらなくても大丈夫ですよ。なんと言っても木の家のスペシャリストですからね。
火災に関しては、木を石膏ボードなどの耐火性の高いもので覆って直接木が火にさらされることを防いでいます。何より火は自身で気を付けるのが一番ですけどね!京都は家が連なっているので周囲まで火事で焼き払ってしまうことないようにしましょう(笑)
シロアリに関しては、出来るだけ腐食を避ける措置をしているので、数年程度では気になることはありませんね。ただ、慢心して家の換気を怠るのは家の寿命を縮めかねないので、風邪予防なども兼ねてしっかり換気はしていきましょう!京都の自然な空気が気持ちいいと思いますよ!
木の家はエコなことも利点ですね。自然を感じられて、心身ともにリラックス出来ることでしょう。
あまり上手く紹介出来てない気もしますが、これで少しでも興味が湧いたのでしたら、もっと詳しく調べて見てください。京都の木の家の良さがどんどんわかっていきますよ!