京都の住宅地ランクを考える~注文住宅のすすめ~

橋

京都といえば、日本でも特に歴史ある都道府県です。
所々に歴史的な建造物が並び、町並みは昔ながらの状態を維持している京都府は、観光地としても有名であれば、住む場所としても人気の場所は多いです。
ここでは、京都で注文住宅を建てようと検討している人のために、地区の特徴をご紹介しましょう。

高級住宅地

ここで紹介するものは、いわゆる高級住宅地と呼ばれる場所です。
ここで注文住宅を建てることができるのは、相当資産を持っている証明になり、京都で住む上でのステイタスとなります。

地下だけで判断した場合、最も高級な地区といえるのは四条烏丸エリアです。
ここは京都の中心地であり、交通の便はもちろん周囲には様々な建物が並んでいます。
しかし、完成な住宅街を期待している人にとっては、あまり住心地が良いとはいえません。
というのも、四条烏丸エリアは商業エリアでもあり、多くの人が出歩き、観光客も多いです。
塩のため、静けさからは若干遠いため、静かに暮らしていというのであればあまり適しているとはいえません。
アパートやマンションは多いので、注文住宅ではなく一人暮らしで住むというのであれば適しているかもしれません。
なお、四条烏丸エリアには高層マンションがありません。
京都府独自の景観規制がかかっているからです。

四条烏丸に近く、住宅街というイメージが強いのは、丸太町の御所南でしょう。
ここは住宅街として有名なだけではなく、天皇陛下をはじめ位の高い貴人が住む御所が徒歩圏内にあります。
そのため、治安は京都でも随一といえます。
そんな地域だからかスーパーなども恒久なスーパーが多く、ハイソサエティな暮らしをしたい人にとってはうってつけの場所と言えるでしょう。
しかし、近くに四条烏丸があるため、やはり多少喧騒が近くに感じるかもしれません。

完成な高級住宅街に住むのであれば、北山エリアがおすすめです。
完成な住宅街であり、京都らしさの残る場所として有名な北山エリアは静かに暮らしたい人に大人気です。
この地域は一戸建ての高級住宅の多い場所であり、注文物件が多く見つかる場所です。
また、賃貸の戸建ても多く見つかります。

安価なエリア

それとは対象的に、安価なエリアもご紹介しましょう。
人口が多く、なおかつ安価なエリアとして知られているのは、亀岡市です。
京都府の中西部に位置する市であり、京都市、宇治市についでNo.3の人口を擁する都市です。
大阪に近く、大阪の高槻市と隣接しているこの地域は、自然に囲まれたエリアとなっています。
嵐山など京都の自然の名所を要する都市で、住宅地としては安いところが多く見つかります。
しかし、問題点としては中央の京都市と比べると自然が多すぎるため、アクセス面などの利便性を考えるとやはり若干不便なことが多いです。
その影響か、亀岡市の人口は現在減少傾向にあるようで国立社会保障・人口問題研究所の発表では2025年までに亀岡市の人口は7500人減少するといわれています。
よって、生活する上では、やはり京都市に比べると不便なところが目立ちます。

しかし、逆に言えば土地が安くなった分注文住宅などでも少し無理がききやすく、費用も安く抑えられるので注文住宅をより良いものに買えることができるということでもあります。
また、完成な住宅街に住みたいというのであれば、京都市よりも亀岡市のほうが理想的な環境であるため、安い=悪いという図式に当てはまることも少ないです。
よって、亀岡市で注文住宅を建てるというのは場合によってはプラスに成ることが多いといえるでしょう。