京都に注文住宅を建てるなら住宅建築会社の傾向と違いについて知ろう
京都のような場所に注文住宅を建てるのであれば、必要になる知識は多いものです。
住宅建築会社に関する知識も、その1つだといえるでしょう。
ここでは、住宅建築会社ごとの傾向と違いについてご紹介します。
住宅建築会社ごとの傾向と違い
住宅建築会社は、別ページでもご紹介したように、主なものは工務店、ハウスビルダー、ハウスメーカー、個人大工、設計事務所の5つです。
その中からどれを選ぶかによって、注文住宅の出来も変わってきます。
一概にすべてが当てはまるわけではありませんが、どのような傾向や違いがあるか見ていきましょう。
工務店、ハウスビルダー
工務店やハウスビルダーは、個人大工と比べると規模的には大きいですが、全国的に活躍するハウスメーカーのような場所と比べると小さく、中堅といったところです。
年間10軒以上施工しているようなところは実力や人気を備えているといえるでしょう。
地域に密着しているというところが多いので、京都の実情に合わせた注文住宅を建ててくれやすいという傾向があります。
デザインについても豊富ではありますが、その工務店やハウスビルダー独自の色を打ち出していることが多いです。
たとえば自然をテーマにした家造りが得意だったり、京都らしい和風建築が得意だったりしますので、自分が建てたい住宅の色と合致しているものを選びやすくなっています。
個人大工、ハウスメーカー
個人大工は最も小規模で、地域に密着して活動しています。
宣伝などをせずに横のつながりで営業をしているということが多く、経費がそれほどかからないことから、比較的安価で注文住宅を建てられるという点で優れ、京都らしい建物も建てられます。
実力が高く理想の家を建てやすい反面、個人大工はこだわりが強い傾向があり、自分たちが欲しいと思った設備がなかったり、勝手な装飾がついてしまったりということもありえるようです。
逆にハウスメーカーは宣伝費などもありますから経費がかさみがちで、平均以上の費用をかけて注文住宅を施工することになります。
ただ、全国展開しているだけあって、全体的にシステム化されていて合理的です。
全体的に無難なデザインに落ち着きやすいですが、安定感があって使いやすい家造りが可能で、問題も起こりにくいといわれています。
ただ、京都らしい建物を立てたい場合にはあまり向いていないといえるでしょう。
設計事務所
設計事務所は、上記のどれとも違い、設計のみを請け負っているところになります。
そのため、ここで設計した住宅を他の住宅建築会社に持ち込んで作ってもらうというような形になります。
二度手間になってしまう感がありますが、その分設計のスペシャリストが集まっているという点で他の場所とは違います。