京都の木の家に住むなら、知っておきたいメリット
このページでは京都の木の家のメリットをご紹介したいと思います。
木の家にはメリットもデメリットもあります。
デメリットは次の記事でご紹介いたします。
木の家のメリット
トップページでも鉄骨やRCの住宅と比較しながら京都の木の家のメリットをいくつかご紹介いたしましたが、他にもメリットはあります。
湿気
木の家は湿気を吸収してくれます。
木が水分を吸い込むためです。もちろん、水分を吸い込んでそのままということはなく、ちゃんと乾くので、問題ありません。
その乾くときに水分を空気中に放出しますので、冬は暖かく、夏は涼しいという住宅になります。
そのため、日本の湿気の多い夏や、乾燥した冬場には適した材質と言えます。
質感と温度
木の床や壁にすると、木材本来の質感を楽しむことができます。
触り心地がいいのでついつい触ってしまいたくなります。
また、木材は鉄に比べ熱が伝わりにくくなっています。
つまり温度が変わりにくいということです。これも、冬は暖かく、夏は涼しいという日本の住宅事情に適した家となる原因でもあります。
コンクリートの場合は熱の伝わる速度が速いですが、温度が下がるのも早いのです。そのため、どうしても冷たくなってしまいがちです。それは壁紙を貼った場合でも同様です。
衝撃吸収
木は確かに硬いのですが、鉄に比べると柔らかく、弾力性も持っています。
そのため、大きなものを落としても衝撃が吸収されます。
重いものの場合は床が傷ついてしまう可能性もありますが、壊れやすいものの場合は、衝撃を吸収し、落としても壊れなかったということもあります。
火に弱いわけではない
これは実は以外に思われるかもしれませんね。
木材は薪や炭など、燃料としても使用される為、木は燃える=火に弱いというイメージは確かにあります。
火に強いコンクリートと比べると、木材は火に強いと言い切ることはできませんが、決して弱いわけではありません。
実は鉄やアルミなど、建築や家具に使われる材料は熱の伝導率が高いため、すぐに全体が熱くなってしまいます。
そのため、短時間で高温に達しやすく、高音になればなるほど強度も失われていきます。
それに比べ木材は、熱の伝導率が低く、一部が燃えても全体が燃えるまでに時間差があります。
もちろん、火の勢いが強ければ、燃え広がるのは早いです。
しかし、木材は表面が燃えたとしても、中の芯の部分まで燃えているわけではないので、形を保つことができるのです。