京都に注文住宅を建てる前に知りたい、注意点いろいろ
京都に注文住宅を建てるのなら、注意したいことがいくつかあります。
一生モノの買物であるだけに、失敗すると後々に大きく響いてしまいますから、事前に知識を仕入れておいて損はありません。
ここでは、京都に注文住宅を建てる際の注意点についてご紹介します。
素材や断熱材はケチらない
注文住宅を選択すると、どうしても費用が高くなります。
そこでどうにか節約しようと思い、素材のランクを落とすという人は多いです。
同じ木材であればそれほど見た目は変わらないはず、見えない場所なら問題ない、そのように考えてしまうためです。
その他にもコストダウンを狙うなら、断熱材のランクを落とすということもあるでしょう。
ですが、京都に注文住宅を建てるなら、素材や断熱材はこだわったほうが良いといえます。
なぜなら、京都は盆地であり、夏には熱気がこもりやすく、冬には冷気が留まりやすいという特徴があるからです。
耐熱性や耐久性の低い木材では傷みやすく、断熱材が安く断熱性が低ければ、夏や冬に暑さや寒さで困ってしまうことになります。
素材や断熱材も注文住宅には大切な要素といえますので、こだわるようにしましょう。
工務店選びは慎重に
一生に一度の注文住宅を任せられる工務店を選ぶというときにも、慎重さが必要になります。
風情を大事にする京都では木造住宅が多いですが、木材を使ったデザイン一つとっても、工務店によって違いがあり、施工技術も異なります。
上記の断熱材にしても、専門的な技術を持っている工務店を選ばなければ、断熱材の間に隙間が空いた施工をされてしまったり、壁の内側でずれ落ちたりということが起こりえます。
そうなると、高い断熱材を使っていても熱や冷気が室内に入ってきてしまうことになり、意味がありません。
外観的なデザインセンスや、施工技術についてはしっかり調べてから依頼すると良いでしょう。